公認心理師試験(#01)

●感想
予想より細かい知識が出題された(=舐めていた)分、
難しかった。つらい。
合否はともかく、今回からどこまで学びを引き出せるかが大事。
(既に負け惜しみ)

●使用テキスト

公認心理師必携テキスト

公認心理師必携テキスト

●ふりかえり #01

問001 災害・サイコロジカル・ファーストエイド(医療)
心理的応急措置(PFA:サイコロジカル・ファーストエイド)。ある意味ホットトピック。WHO作成のPFAフィールド・ガイドには、「PFAとは、深刻な危機的出来事に見舞われた人に行う、人道的、支持的、かつ実際的な支援」(p397)との定義がある。
→【4】ではないか。(◯)

問002 児童虐待・緊急一時保護(福祉)
「緊急一時保護」は様々な文脈で使われるようだが、児童虐待の文脈では、児童福祉法33条1項2項で児相所長が児童を一時保護できる規定がある(法律上は「緊急」の語はつかない?)。「一時保護決定に向けてのリスクアセスメントシート」「一時保護決定に向けてのフローチャート」を参照すると、「すでに重大な結果がある」がクリティカル。
→【2】ではないか。(×)

問003 接触障害・連携(教育)
「学校生活や心身の健康を支援するにあたり、指示を受けるべき者」は誰か。公認心理師が指示を受けると言えば42条2項。摂食障害が関わっている以上、主治医の指示は必須だろう。
→【3】ではないか。(◯)

問004 森田療法(支援)
(2)主な対象はヒポコンドリー気質(うつ)。(3)「身調べ」は内観療法のキーワード。(4)絶対臥褥。(5)自身に意識が向かう。
→【1】ではないか。(×)

問005 オペラント条件付け(学習)
(1)アドラーは力動系の個人心理学の人。(3)トールマンは近いと思うけど1人挙げるならスキナーでは。(4)パブロフはレスポンデントの方の条件付けの人。(5)ワトソンはそもそもの行動主義の祖。
→【2】ではないか。(◯)

問006 系列位置効果(記憶)
系列位置効果の細かい話。(1)遅延で消失するのは短期記憶による親近効果。(2)系列再生法は系列位置効果と名前が似てるだけで関係ない。(3)長期記憶に転送されるのは初頭効果。(4)呈示時間を長くすると、初頭効果の範囲が広くなりそうだが、再生率低下する理屈はわからない。
→【5】ではないか。(◯)

問007 条件付け(学習)
(1)2次条件付けは、レスポンデント条件付けの文脈で、1次条件付けを元にさらに無条件刺激と無条件反応が連合するもの。(2)古典的条件付けは「無」条件刺激と無条件反応が連合するもの。(4)間歇強化の方が消去抵抗が強い(消去されにくい)。(5)逆行条件付けは無条件刺激を条件刺激の前に提示すること。条件付けが生じにくい。
→【3】ではないか。(×)

問008 心理検査・パーソナリティ(アセスメント)
(1)MASは顕在性不安尺度なので不安一本を測定。(2)IAT、潜在連合テスト(何それ!)は潜在的な態度を測定する。(3)NEO-PI-Rはいわゆるビッグ・ファイブを測定するので6次元でなく5次元。(4)東大式エゴグラムはP(CPとNP)、A、C(FC、AC)のそれぞれの強さを測定するので、いずれか1つに分類するものではない。
→【5】ではないか。(◯)

問009 パーソナリティ
パ(パーソナリティ)界隈の人ばかり。(1)クロニンジャーは気質の4次元と性格の3次元を提案した人。(2)ケリーはパーソナルコントラクト理論(よくわからない)の人。(3)こっちのアイゼンクは、特性論がやがて類型に至ると言った人。(4)ギルフォードはYG性格検査の元ネタを作った人。
→【5】ではないか。(◯)

問010 脳波(脳神経)
(1)α波は閉眼すると増える。(2)α波は頭部後方に出る。(3)β波は覚醒時に出るやつ。(4)δ波はむっちゃ深く眠っているときに出るやつ。
→【5】ではないか。(×)

泣きそう。
#02#03#04#05に続く。