公認心理師試験(#04)

#01#02#03のつづき。

いろいろなところで解答速報が出ているし、そういう意味でのこのブログの情報的価値はもはや存在しないことは明らかなのだが、ほぼ自己満足のために書き続けている。
ヒカリノ公認心理師ノート
和光大学郄坂研究室
辰巳法律事務所(解答傾向)
こころJOB(有料)

判を押したような3日坊主を地で行っているところ、食い下がってみる。

●ふりかえり #04

問031 児童発達(発達)
(1)視線の共有、追随凝視。生後4か月頃から。(2)乳児期の顔選好は生後数日から。(3)つられ泣き。生後すぐから始まり2か月がピーク。(4)視覚的断崖で手がかりとして使われれう社会的参照能力。1歳前後で獲得。(5)新生児模倣。原始反射?生後2か月には消失。
→【4】ではないか。(◯)

問032 AD/HD(発達)
発達障害DSM-5でどう変わったかという話。(1)女性は不注意優勢型が多いらしい。(2)2つ以上の環境で症状が存在。(3)いくつかの症状が12歳以前。(4)多動性と衝動性はセットなので、3タイプはマストではない?(5)2つの診断名が併記可能となった。
→【4】ではないか。(◯)

問033 せん妄(精神疾患
リスク因子、女性以外は見つかった。
→【1】ではないか。(◯)

問034 自殺対策、ゲートキーパー(保健)
(1)「見守り」温かく寄り添いながら、じっくりと見守る 。(2)関わりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要。(3)ゲートキーパーの役割は領域によって多少異なるので、診断を行うとは限らない。(4)関係する支援者同士が協力して支援をしていくことが大切。(5)メンタルヘルス・ファーストエイドの第1ステップにリスク評価があり、「死にたい」という発言の有無を問わない。
→【3】ではないか。(◯)

問035 解離性(転換性)障害(精神疾患
(1)意識を正常に保てないことの不安から自殺に至る危険性がある。(2)転換症状などの身体症状を伴う場合がある。(3)被虐待体験が心的外傷となって生じることもあるが、それに限ったものではない。間違っているほどではないか。(4)「健忘の健忘」も見られる。(5)無理に外傷を直面化すべきではない。
→【5】ではないか。(◯)

問036 生徒指導(教育)
(4)学校や教員が心理や福祉の専門家や専門機関と連携・分担し、チームとしての学校の体制を整備することが重要。
→【4】ではないか。(◯)

問037 産業制度、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章(制度)
(1)健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会。(2)前段は特に書かれていない。(3)行動指針で就業率等目標設定している。(4)多様な働き方・生き方が選択できる社会。(5)仕事と生活の調和が実現した社会。
→【2】ではないか。(◯)

問038 教育制度、いじめ防止対策推進法(制度)
マニアック…。懲戒自体はアリなんだ。(1)2条3項。(2)4条。(3)11条、13条。(4)16条。(5)25条の懲戒の主体は、教育委員会でなく校長と教員。
→【5】ではないか。(◯)

問039 産業制度、障害者雇用促進法(制度)
ある意味ホット。(1)算定基礎とは、法定雇用率(現行民間2.2%)を計算する式に入れているということ。平成27年改正法(平成30年4月施行分)により追加された(43条2項)。(2)雇用に関する差別の禁止は平成27年改正法(平成28年4月施行分)により追加された(34条、35条)。(3)合理的配慮の義務規定は平成27年改正法(平成28年4月施行分)により追加され(36条の2)、合理的配慮指針の別表に障害種別ごとの事例が掲載されている。(4)障害者差別禁止指針の14で、差別に該当しないものが定められている。(5)合理的配慮指針第2の基本的考え方の2に規定がある。
→【4】ではないか。(◯)

問040 アウトリーチ(訪問支援)(支援)
横文字がいっぱい。選択肢が減った分難易度は上がったとの評判。「初期」とのお題なので、関係づくりが優先度高いような気がする。(1)クライエント(集団)のもつ文化に入っていく、家族療法由来の関係づくりの手法。(2)本人が持つ精神的回復力。(3)治療的変化を期待して、物事の捉え方を変えること(違う捉え方を促すこと)。(4)「今ここ」に注意を向ける心のあり方。流行ってるようでいまいち馴染みがないが、フォーカシングみたいなもんかしら。
→【1】ではないか。(◯)

ここまでで自己採点33/40。6割取れば合格というのは本当かどうか。
#05に続く。