重みのある信頼、性質への挑戦

最近ちょっと悩んでいることについて、職場の先輩に話を聴いてもらった。自分の中でもやもやと抱えている状態、それから紙に書き出して眺めること、言葉にして人に聞いてもらうことで、認識も気分にもだいぶ影響が出てくる。先輩はただ聴いてくれ、控え目に先輩の意見を話してくれた。ありがたい。

私は自分が2人分3人分動くような人間ではないくせに、人に体重を預けるのがとても苦手で、平気な皮をかぶってしまう。重みのある信頼関係を築くのは、私にとってこれまでも、これからも大きな課題だ。
そしてそのためには、おそらくその背景となっている、周りの人に対するやり取りの経験や認識の定着と蓄積を強める工夫が、最低限必要なのだと思う。

自分の性質のままに流されて、開き直るのではなく、それをコントロールし、目指すところに近づくために、衝動に逆らって何を意識し、何を行うか。
昔関わった演出家の方が、俳優が舞台上で面白いかどうかを説明するときに「負荷がかかっている」とかそんな言葉を使っていて、それに近いことなんじゃないかと思っている。

さらに余計なことをいうと、教育というものを考えるとき、そのあたりと、発達プロセスというものが根っこになるんじゃないか。
自己教育。