花を食べる

自分が見えないもの、できないこと、了解できないこと。盲点、点どころでなく領域かもしれないけど、それはどうしたってあるので、それを見据えて、そこに入ったときにどうするか、あらかじめ考えておこう。
自分が苦手なもの、理性を手放してしまうこと、こわばったり、動揺したり、頭が真っ白になったり、足がすくんだり、怒りに我を忘れたり、気分がムカムカしたり、昔の嫌なことを思い出して落ち込んだりするようなもの。自然と足が遠のいたり、言い訳をしたり、足がすくんだり、頭の中が濁るような感じがする。そういう、弱点と呼べるようなものも、どうしたってある。

あるいはそれを好きな気持ちが強すぎて、頭がそれでいっぱいになったり、逆らえなかったり、普段とは違うような振る舞いをとってしまったりする。それもまた弱点と呼んだりする。
それを社会的なものでコーティングして、人にそれが好きだと言葉で伝えられるようにすることは、とてもいいことがあるように思う。

自分の性質には親和的なものとそうでないもの(違和的?)があって、後者はそれを認めようとすること自体に抵抗が生じやすい。つついて痛痒いだけでなく、行動に反映されるところまで脈を繋げる、切らさない作業。