五月晴れ、夏の始まり、梅雨入り、6月。

いっっきに暑くなったと思ったら梅雨に突入し、からっとした五月晴れが少し恋しい。だけど、紫陽花が上を向いてすくすくと伸びているのは嬉しいこと。この感傷を写真に収めるのは成功していない。去年の夏に見た、くたびれてうなだれた紫陽花の姿がとても印象に残っている。

土曜日、用事があるギリギリまで寝ているのが常態化しつつある。平日だけでなく、週末まで早起きの恩恵を受けられるようにしたい。それで体は大丈夫かしら。おそらくいいやり方はある。

芝居は1人で見ることが多かったのだけど、木曜に芝居を見て、そのあとでお茶をした。土曜も芝居を見て、そのあとでお茶をした。日曜も人を誘って芝居を見る。はたしてお茶を飲むんだろうか。観劇体験について語るという行為が、最近ちょっと気になっている。湧きあがったものを、自分で噛み締めること。人に伝えること。互いに感想を言い合うこと。作品を人に薦めるときの言葉を開拓すること。

自分が面白いな、やってみたいなと思っていることを人に伝えるというのはとても意義深い。きのう、わたしがやりたいと思っていることを人に説明しているとき、「箱庭」という言葉が出てきたのは発見だった。これはとてもありがたいこと。だけどそれがどうでもいいこととしてぞんざいに扱われる可能性をも引き受けなければならない。相手や場面を慎重に選んだり、共有してもらえなくても相手を恨まないようにすることが大事。

仕事のことは、細かい話を書かないようにしていること以上に心情的に書きづらい。でも、そういうところをできるだけ甘やかさずに、切り出していきたいと思っている。表と裏。ととのえて、がんばる。