鰤(ととのえる)

さすがに無理があるんじゃねえかな。

体の使い方を試しておぼろげに目標を見据えてみたり、様々なコンテンツに触れて沸き上がるものを言葉でかたどろうとしてみたり、よさげなご飯屋を開拓してみたり、身内のプレゼントを買って実家を訪ねたり。
バランスも、コントロールも取れてないけれど、手応えは少しずつ。

アマヤドリ・雨天決行「うそつき」は、喋る喋る。再演だからか、ひょっとこ乱舞時代を彷彿とさせる懐かしさ。
セカンドキッチン「外と内」は、チャンピオンのギャグ漫画のような気持ち悪さを孕んだ吸引力。気になるからこそ、もっと突破して欲しい。
劇団だるい「I will say goodbye.」は、作家の価値観が色濃く投影される。大河内は攻撃力がすばらしく高い。ああでもこの空気はやっぱり苦手。

映画「モテキ」はやっぱりちょいちょい刺さる。刺さらなさもまた刺さる。刺さったあともまた刺さる。これきっかけでいくらか新しい歌と出会う。
あまちゃん」総集編は、オンデマンドで本編が観たくなる。ヒロイン2人が美人すぎて、なんか平衡感覚が狂う。
アルバム予習して臨んだ、ゆず「GO LAND」は、やっぱりアップテンポの曲に掴まれる。厨二病的な物言いをすると、私の空白が浮き彫りになる。

そして南青山の骨董屋で、絵画と陶芸の個展。次元を行き来する表現を前に、言葉の前の感覚に浸る。いいですねえ、これ。なんかいいですね。
今は、小説「桐島、部活やめるってよ」を読み始めたところ。修飾語にいちいち目が留まって、空想組曲と出会ったときのような気分になる。

ZINE house
リトルトーキョー