夜と朝


ひさびさに、仕事でがっつりもらって帰ってきた。

こんなときの黄金則は、早起きとストレッチ。
夜と朝では、わたしは別の人間。

窓から差し込む朝日が、木の葉の隙間から漏れ入るので、枝が風に揺れては揺らぎ、そのグラデーションが変化して、木製の机や積んだ書類を染める。
それをぼんやり眺めている時間が好きだ。