とりもぐら・オーパスワン

「学び」ということ、「教育」ということが、気になっている。こういうでかいテーマについて、俯瞰したり焦点化したり、積み上げるためにどういう取り扱い方をすればいいのかを探している。ひとりブレストなので、これから整理していきたい。コメント欄で足していただけると非常にうれしいです。

・心理学の授業で習った、レスポンデント条件付け(パブロフの犬)、オペラント条件付け(報酬と罰)、モデリング(見て学ぶ)といった学習のメカニズム。あとヴィゴツキーの最近接領域や、適正処遇交互作用といった概念。覚えてる以外にもきっとまだあるんだろう。
・体験から学ぶことと、想像から学ぶこと。ほかにもあるかな。それらの組み合わせ方。言いかえれば、感覚・知覚を使うか、そうでないか。
・言語の使い方。図表のような抽象化されたものの使い方。
・カリキュラム。学ぶ道すじ。
・個別指導計画のこと。
・目標とするもの。能力の伸びることを、さらに言えば同年齢集団などの基準と比較した伸びの度合いを見るものか。不足することで悪さをするもの、例えば自尊心とか自己効力感や居場所の確保などをある程度補うものか。学問を好きになる事、学ぶことを好きになること。志望校や目指すテストを通過すること。将来的に特定の職業を遂行するために必要なこと。リテラシー能力、車の運転などのある程度汎用的に使えること、現代社会や個々の属するであろう社会の中での生存能力を高める観点。社会制度などを知り、必要に応じて使えるようになること。倫理観や社会性など、人として獲得が望ましいと思われていること。自己を理解し、自己を調整し、自己実現や自己決定を行っていくこと。それとも特定の結果を期待せず、ある体験をし、そこから各々の感想を持つことが目標なのか。オーダーメイドとレディメイドテーラーメイド。時代・社会の変化により、優先順位は変わりうるものか。職務でなくとも、ターゲットを特定化することは意義がある。
・相矛盾するくらいの多様な刺激を与えることそれ自体の効用と危険性。
・実施主体。あるいは場。学校教育、学習指導要領、学習塾、NPO、家庭教師、インターネットウェブサイト、参考書、漫画や小説、芸術作品。個別指導、集団指導、テスト、ピア学習・グループ学習、自己学習。特に、文部行政、教育委員会、学校というものは、どういった経緯で今のような体制になったのか。
・色々なニーズを持つ人がいるのだから、誰もが自分に適合する方法が見つかるよう、多様な選択肢を設けること。選択肢がマッチングするよう、知ってもらい、選べる仕組みをもうけること。