2016-08-22 水と空気のあいだ 暮らす ひざの下がゴム長靴みたいにびちょぬれて、歩くたび、べっこべっこ、ぶしゅー、と音を立てる。 これだけの水がどこからやってくるんだろう。そういうものに、ファンタジーの色をつけたり、サイエンスの枠組みで探求してみたり、というスケールの大きなことを私はせず、 止まった電車にかこつけて、いつも通り過ぎる駅で降り、しばらく散策したあとでバスで帰った。