デザインて

最近知り合った方が企画している、障害者福祉施設美大の学生がコンサルとして関わる活動の打ち合わせに同席させていただいた。
福祉×デザインをテーマに、パンフレットやお菓子(作業所で作成したもの)のパッケージなどを検討する。
ビジネスもデザインも素人で、障害者福祉もそんなに詳しくはない中、なにかコメントができる立場にないというのはわかってはいたけれど、ついつい口を出してしまって帰り道に自己嫌悪に陥ったりしていた。
オシャレだとか、売れるだとか、そういう観点から直していくのはできるだろうが、それは当事者の人たちが大切にしている価値観を理解した上にオンされるべきじゃないかとか、受け取り手がお金を出すという前に、どんな体験をすることを目指すかに焦点を当てるべきじゃないかとか、ほんとうに思いつきで言ってしまい、顔からフィが出そう。

あーあ。
専門外のことは語るべきでないという話はよくきくが、では語れるような専門分野があるかといったら、自信を持って言えることは思いつかない。
そのあたり、軸足を育てていかねばならないんだろうな。