セルフ・キャリアドック

【報道発表】従業員のキャリア形成を促進・支援する総合的な取組を多くの企業に広めるため、10月に東京・大阪で「セルフ・キャリアドック導入支援セミナー」を開催します厚生労働省

セルフ・キャリアドックというのは、昔マンパワーが商標登録していた「キャリアドック」と似てはいるけれど改めて厚労省が下記のとおり定義した造語だ。

「セルフ・キャリアドック」とは、企業の人材育成ビジョンに基づき、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援することを目的とした、体系的・定期的なキャリアコンサルティングの実施等からなる統合的な取組のことです。
(報道発表資料より)

日本では、「職業能力開発促進法」という法律で、労働者のキャリア形成についてなにやら定めている。自助努力も求めつつ、雇用主の役割を重視していて、国は事業主が行う労働者のキャリア形成支援の取り組みに助成金を出したりしている。
セルフ・キャリアドックは、「セルフ」の意味がいまいちわかっていないが、成立経緯を細かく見れば書いてあるのかもしれない。特に大きな不適応がなくっても、人間ドックのように定期的にキャリアカウンセリングを受けるといいよね、という話のようだ(誤解しているかもしれない)。
個人的には、キャリアカウンセリングと他の人事施策がどう組み合わさるかが、レバレッジに大きく影響していると思うので、そのあたりに踏み込んでもらえると面白いなと思う。

参考リンク
・(特設サイト)セルフ・キャリアドック導入支援サイト
・(イベント10/11)セルフ・キャリアドック導入支援セミナー(東京)
・(イベント10/17)セルフ・キャリアドック導入支援セミナー(大阪)
・(募集)「セルフ・キャリアドック」導入モデル企業