障害者雇用×パターン・ランゲージ

【新聞記事】精神疾患や発達障害…共に働こう 職場の秘訣 雇用促進へ川崎市が冊子(神奈川新聞)

川崎市が管内の障害者雇用・合理的配慮促進のため、本人視点と企業視点のそれぞれについて、汎用的な障害者雇用のコツをわかりやすくまとめた資料「障害者の活躍を生み出す働き方をつくるパターン・ランゲージ」を作成した。

平成28年4月から事業主が雇用する障害者へ合理的配慮の提供が義務化されます。」(川崎市
【報道発表】『障害者の活躍を生み出す働き方をつくる パターン・ランゲージ』の作成と企業向け障害者雇用セミナーの開催について川崎市

去年の暮れくらいから、「誰もが生き生きと働くためのコツ〜職業リハビリテーション・パターン」を作りたいと思っている。と言いながら全然進められてない。
この川崎市の取組みは障害者雇用×パターン・ランゲージというテーマはまったく一緒なので、「川崎市のと何が違うのか?」と聞かれたことがある。正直違いを話せるほど川崎市のものについて理解している自信もないが、自分のやりたいこととの連続性と、焦点の違いについてはなんとなく感覚がある。
たぶん私やりたいことは、支援者支援を通じて本人を支援することなのだ。支援者にとっての思考のツール、コミュニケーションのツール、実践のツールを提供することで、まずは支援者をエンパワメントし、特に沢山の資源がある東京においてはそれらがうまく連携できるようにしたいのだ。
言うなれば、「創造的な学びのパターン・ランゲージ」(ラーニング・パターン)に対する「Pedagogical Patterns」(教育のパターン)をつくりたいのだ。川崎市の作ったパターン・ランゲージは入念な取材と検討に裏打ちされていることがよくわかる、非常に優れた取組みだ。私はそれを拡張するようなアタッチメントをつくりたい。それらのパターン・ランゲージは、互いに調和していて、互いを補うようにできているはずだ。