他人だった者同士が暮らす

少し体調が回復してきたので、家のことで2人で話す時間を取った。
2時間もかけた割にあまり進まなかった気もするけれど、今日ですべてを解決するのではないから、次につながればいいと思っている。
生活に関することというのは、なかなか言葉にして話すのが難しい。実家で当たり前に存在していて、自分でも違和感なく取り入れていた慣習、堂々と主張するには少し恥ずかしいこだわりなど、言語化の手がつけられていない領域がけっこうに広い。
だから、基本的に相手に任せきってしまうというのは確かにひとつの合理的なやり方なのだろうが、それをやるには私たちは出会ってからの時間が短すぎるし、こだわりが強すぎるのだろうと思っている。
どうにかして、取り扱っていけるようになっていきたい。たとえ今はうまくできなくても、これから何年、何十年もかけていってもいいんだ。