公認心理師試験(#02)

#01のつづき。

意地でも毎日10問ずつ更新しようと思ったけど、早くもへこたれそう。

●ふりかえり #02

問011 大脳皮質、機能局在(脳機能)
(1)ブローカ野は頭頂葉ではなく、前頭葉の第3前頭回脚部。(2)視覚野は側頭葉でなく後頭葉。(3)一時運動やは後頭葉でなく前頭葉の中心前回(中心溝の前)。(4)ウェルニッケ野頭頂葉に近い側頭葉。
→【5】ではないか。(◯)

問012 児童虐待(福祉)
(1)主たる虐待者の割合は実母が一番多く、実父が次ぐ。(2)児童虐待の類型は身体的虐待、心理的虐待、性的虐待に加えてネグレクトがある。(3)児童虐待防止法の児童は18歳未満の者をいう。(4)子どもがいる家庭で家庭内暴力を行う「面前DV」は心理的虐待とされている。(5)平成12年(2000年)に児童虐待防止法が制定される前から、児童虐待の相談対応件数は毎年度増加し最多更新している。
→【4】ではないか。(◯)

問013 社会的認知(社会)
(1)「透明性錯誤」は自分の考えを相手が実際以上に理解していると誤解することで、方向が逆。(2)「疑似相関」とは、第3の潜伏変数によって相関が生じている2つの値に因果関係があると誤って推論すること。(3)「行為者−観察者バイアス」とは、他者の行動は内的要因に、自分の行動は外的要因に帰属しがちな傾向のこと。(4)「確証バイアス」とは、自分の意見に一致する情報ばかり集め、そうでない情報を無視しがちな傾向のこと。(5)光背効果(ハロー効果)とは、対象を評価するときに、それが持つ顕著な特徴に他の特徴の評価が引きずられること。
→【3】か【5】?(△)

問014 集団思考(社会)
集団で意思決定を行う場合に不合理だったり危険な判断になりがちな傾向。団結力のある集団、組織構造の欠陥(冷静な議論ができないとか?)、外部脅威の存在を前提に生じる。(2)は逆。(3)は出典不明だが、関係ないのでは(要確認)。(4)は社会的手抜きの話で関係ない。(5)は傍観者効果の話で関係ない。
→【1】ではないか?(◯)

問015 生涯発達、Erikson(発達)
(1)エリクソンの発達段階は6つでなく8つ。(2)モラトリアムの時期は成人期前期ではなく青年期。(4)発達段階ごとの危機を仮定しているが、ストレスフルなライフイベントとは言ってない(この言葉はストレス理論で出てくる)。成人期後期に世代継承性を生み出すのは自分の子どもだけでなく、会社の部下なども含めているのでちょっと狭い。
→【3】ではないか。(×)

問016 心理検査、バウムテスト(アセスメント)
(1)コッホは正しいが、「精神疾患の診断」が目的だったっけ?(4)グリュンワルドの空間象徴理論、風景構成法など描画法には使えそうな気がするけど、「基本」は言い過ぎな気も。(2・3・5)具体的な解釈は全然ノーチェックだった。
→?(×?)

問017 心理検査、P-Fスタディ(アセスメント)
(1)自我の退行場面ではなく、自我阻害場面と超自我阻害場面からなる。(3)依存性は関係ない。攻撃性。(4)愛情関係は関係ない。攻撃性。(5)「もしも自分であったら」という仮定は別に置かない。
→【2】ではないか。(◯)

問018 ケース・フォーミュレーション(アセスメント)
判断材料となる記載が見つからず、いわゆる「ジョウシキテキハンダン」で選択(これで間違っていると恥ずかしい)。
→【4】ではないか。(◯)

問019 ひきこもり
ブループリントでは保健カテゴリに載っている(テキストP391)。内容が正しそうでも、ひきこもりの支援と関係あるのかよくわからないものがあった。
(1)ハローワークは生活面での助言も障害福祉サービスの利用支援も基本的にしない。(2)「市町村の相談支援業務を援助する」という記載がふわっとしていた間違いとまでは言い切れない気がする。(3)サポステから医療機関のリファーは必要に応じてやるだろうが、そういう施設ではない。(4)正しいけどひきこもりと関係あるのか。(5)正しそうだけど、「長期」ひきこもりでなく「早期」に支援するのではないか。
→【2】か【4】ではないか。(△)

問020 悲嘆反応
現実にはいろいろな文脈でテーマになるんだろうけど、ブループリントだと高齢者の心理(発達)の中に「喪失と悲嘆」がある。キューブラー=ロスの5段階はさすがに聞いたことあるが、あまりしっかり書いてあるものを見たことがない。「ジョウs
→【4】ではないか。(◯)

早くも解答がわからないものが出てくる。
#03#04#05に続く。