(31)柔わらかいものにふれる

パソコンからブログを書くということを久しくしていなかった。

パソコンと、タブレットでは、言葉のリズムがだいぶ違う。
身体性、みたいなものがある。

パソコンで作文したときのほうが届きやすいところに、アクセスしたくなったのかもしれない。
ただ、この新しいはてなブログのインターフェースはまだ慣れない。
しばらく試行錯誤してみようと思う。

 

日常生活を。
夜布団で寝て、朝起きて、服を着替えて会社に行く。
挨拶をして、パソコンを立ち上げて、メールを読んで、人と話して、書類を作って。
ダレたらおやつを買いに行って、日が暮れたらパソコンを閉じて帰る。
日常生活をしていると。

ふとした拍子にやわらかいところがつつかれて、うっとなる。
意識の大半が、そこに持っていかれる、フォーカスする。
外からは、ちょっとぼんやりしているように見えるのかもしれない。

ちょっとそれを噛みしめて、歯をちょっと噛みしめて、どこへともなく落としていく。
マイクロ小さな一瞬の旅から、日常生活に戻ってくる。
ほんのすこし、痕が残る。

 

「読解アヘン」というサイトで時々更新される、前後編の短編漫画が好きだ。
http://dka-hero.com/

「傘をひらいて、空を」というブログサイトで不定期に更新される短い話が好きだ。

http://kasasora.hatenablog.com/

望月花梨という少女漫画の作家の作品が好きだった。
https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%9B%E6%9C%88%E8%8A%B1%E6%A2%A8

 

湿度を含んだ紙に触れたときのような、
夏の気配感じる夜を散歩に出かけたときのような、
はっきりと形になっていない感情がごちゃまぜになっている感じ。