(55)特性と状態と調和

自分のペースとは関係なく、周りの人や世の中は動いている。
それは、そういうものだ。
自分のなかでも、いろいろな要素が絡まって、
自分のことが見えなくなったり、葛藤を感じたりすることがある。

 

どうやって、自分の中を調和させるか。
どうやって、自分と周りを調和させるか。

 

障害者雇用の本を読んでいて、「特性」と「状態」に注目するということが書いてあった。
これは、いろいろなことに当てはまるのだろうと思う。
一貫した傾向として、その人は、その場所は、どういう特性を持っているのだろうか。それは、どんな影響をもたらすのだろうか。
変動するバリエーションのひとつとして、その人は、その場所は、いまどんな状態にあるのだろうか。どのようなことがあってその状態になり、その状態はどんな特徴を持っているのか。
どちらかだけ見ていても、あまりうまくいかない。
一時を見て万事だと思いすぎるのもよくないし、いまこうなっていることを軽視するのもよくない。