(66)FUN

今年は珍しく仕事で外に出ることが多いのだけど、
週末は一泊二日で趣味のイベントに参加してきた。

Agile Tour Osaka 2019 × miniPLoP

3月にAsianPLoPでお会いした縁でお声かけいただき、
パターン・ランゲージの論文についてコメントし合う、
ライターズ・ワークショップに参加した。

自分の分は3月のときからブラッシュアップできなかったが、
それでも短い時間で次につながる様々なコメントをもらえたし、
他の論文もソフトウェア開発から遺産相続まで多岐に渡っていて、
あまり知らないその分野に興味が持てたのに加え、
背景にあるパターン・ランゲージの作成・活用についても理解が深まった気がする。

スクラムについて、学んでみようと思う。
話題に出ていた、来年3月のAsianPLoPは、台湾で開催されるそうで、
ウェブサイトを探してみたら、論文の締切はなんと12月1日と、1か月もなかった。

 

気になっていた、来年開講される大学院の募集要項が発表されたのだけど、
出願書類にTOEICTOEFLをつけるとなっており、ふんにゃりしたところだった。
これを機に英語を勉強してみようという波が少し立ったけど、時間がなさすぎる。
長いこと英語を毛嫌いしたきた自分にとって、意味のあるものとして捉えるならば、
精度の低いコミュニケーションを受け入れるよい機会かもしれないと思いついた。
ほかによい言葉が思いつかないので皮肉を言ってるみたいになってしまうが、
ボトムアップで情報を積み上げていき、ロジカルに情報を結合して大意を掴む
というわたしのスタイルにはけっこう限界があって、それを突破するには、
もうどう逆立ちしたって細かい意味なんて理解できない状況が役立つのではないか。

 

そしてもうひとつ、Twitterで流れてきた特別支援教育の話題のつぶやきで、
「合理的配慮と基礎的環境整備をセットで考えるべき」というものが、働くという文脈でつながった。
私がやっていることに一本意味が通る、鍵概念になるんじゃないかと思っている。

 

大阪からの帰り道、Fun Done Learnというふりかえりのやり方を教えてもらったのだけど、
うまくやること、成長すること、そして楽しむことは、どれもとても大事。
失敗し、変わらずに、苦しいばかりから脱却するために、いまできることがあると信じてみる。