(68)リディラバからの社会問題

リディラバの安部さんという方の話を聞く機会があり、
何度か関心をなぞりながら十分に深め切れていない、
特定のイシューに限定されない「社会問題」ということが気になっている。
ちょっと前は、育て上げネットの井村さんが紹介していた「総合福祉」の考え方、
それとほぼ同時期にRebitの藥師さんが掲げていた、LGBTに限定されない
ダイバーシティインクルージョン」が気になっていた。
自分の中で、あるいは社会の中で、そういうものがトピックになっているのかも。

わたしの人生のほうは、もうこれ以上ないっていうほどひどい状態なんだけど、
寝ても覚めてもそのことばかり考えてしまって、寝るも食べるもできないよりは、
こういう「脱線」に心惹かれるほうが、結果としてこっちの問題にも腰を据えて
取り組めるんじゃないかという気がしている。
つらいことばかり考えていると、単純に持続性がない。心身が保たない。

スタディツアーで足を運んで、話を聞いて、手を動かして、何かを感じる。
隣の人と話し合って、考えを広げて、深めて、次の行動につながる。
あるいはジャーナルで集中的に情報をインプットして、問題の構造を俯瞰する。
スキマの時間を使って、インプットとアウトプットの短いサイクルを
いくつか続けてみようと思っている。

海外に行った人が、自分の生まれ住む日本について理解が深まるように、
私が携わっている仕事と近いけど異なることをやっているところに触れることで、
私の仕事自体がもっとよく見えるようになるんじゃないかと思っている。