（215）流され流され流されて

仕事は果て無き問答を数時間。わからないものをわかっていくためにはこれくらいの時間は必要だと思うが、それだけ時間を使うといろいろしわよせが来る。寝不足のせいか、頭が半分くらいしか回ってない気がしていて、人と話すときに出る麻薬でごまかしている感じ。

警察署からの連絡は、一番おもしろみがない結末で、でも明らかになったことですっきりする。いろんな人の手間をわずらわせて、その選択肢をあえて選んでしまうあたり、私の心がないところなんだろう。だから、他人のふるまいについて「そんな行動をするなんて、なんてひどいのだろう！」という感想を持ったとしても、その人はひどいとか考えられないくらい追い詰められての行動かもしれないし、社会的にひどいと言われることなんて承知の上で、ギリギリの決断をしているのかもしれない。あるいは、そういうもののブレーキがあまりかからない、シンプルな価値基準の持ち主なのかもしれない。

夜は特別支援教育のほうをあきらめて、演劇の人たちとオンライン。今年の抱負はまだ思いつけていない。