(231)To Be Continued

なんとか1か月走り切った。これで終わりにしたくはない。毎日分なんか書こうとしていると、サイクルが回りだす。なにも書くことが思いつかないということが脳裏によぎる日は、では実際に何をして過ごしたんだろうかと発展できる。逆に、後から盛り込み忘れていたことに気づくかもしれない。なぜそれを忘れていたんだろう。別のことで頭が一杯になっていたから?自分の意識と無意識、固着と忘却の癖を知る手がかりになるかもしれない。1か月やって疲れたからおしまいではなく、1か月目の経験を元に、2か月目にやってみたいことを考える。大体の経験は、発酵させることができる。

準備したことは、計画どおりにはいかない。早起きして作ったマカロニグラタンは、ホワイトソースを作ったはずが、ねり消しみたいなものができてオーブンに入れてもそのままだったし、よかれと思って作ったワークシートは見向きもされない。顔面のダメ出しをされたら凹むし、お絵描きの地雷ポイントはまったくわからない。それでも、無理やり計画どおりに進めようとせずに、その場で立ち上がったものを無視せず、関係性を第一にできていれば、最終的な経験はそんなに悪くないものになるんじゃないか。人間のリソースは有限だから、なにかに引っ張られるとなにかがお留守になる。かと思えば化学反応みたいなのもあって、全然関係のないものが互いに生かしあったりする。今ここへのアンテナを立てること、経験を振り返ることを続けること。あとはそれにどんな価値観を流し込むか。