ハビリテ(4) ひとりの時間

週末の内幸町で、むかし学ぼうとして、学びきれなかったことを再度学んでいる。学ぼうとしたことと、学んだことを、区別することが大事なのだと思う。

DVDに収められた動画を、ごくごくと水を飲み干すように、PCに取り込んでいく。データは手元にあるが、それをわたしが視聴して、意味を理解して、活かすまでにどれくらいの時間がかかるだろうか。あるいは、辿りつけるのだろうか。

幸いなことに、わたしはわたし以外の人に出会うことができて、わたしの想像力の限界を垣間見るのだけれど、そのかき混ぜられる大切な感覚を大切にしきれないまま、すこしきゅうくつになった時間とお金は、こころが錆びついた音を、ギィと漏らす。

わたしは詰めが甘い。そして、ヤンキーに弱い。
それは、そのままにしておいたら、そのままなのだ。

詰める力を鍛える。そして、ヤンキーと話す。