2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

(290)片づけ

年度末。今日は朝から仕事。きっちり片づけていくというのとはほど遠く、いろいろなものが来年度にはみ出ようとしている。まったく実効性のない「年度末までに片づける」が跋扈してしまっていて、本当に何に注力すべきかがあいまいになってしまっている気が…

(289)専門家に助けてもらうとはどういうことか

年度末2日目。今日は自分の用事。 ユングという人が言った「人生の正午」とは50歳を指すらしくて、それまでにはまだしばらくあると思うが、折り返し地点的な感覚はなんだか湧いてきている。そう思ったとき、そして、生活のあれこれがちょっとひと段落したこ…

(288)絵本の世界は拡がって

年度末の最後の週のはじまり。 仕事が山のように溜まっていて溺れそうになるのだが、まあ、それはさておき、子のことを見てくれるところに初めて訪問し、親の認識や心配になっていることを伝える。 子と遊ぼうと持っていったすごろくは不発だったけど、すご…

(287)ボレロが好きだった

天気も子の体調も若干怪しかったがなんとか持ち直して芸術劇場の東京フィル。ボレロが流れてきて、子に「この曲はパパの好きな曲なんだ」なんて言葉が出てきてはじめて、自分はボレロという曲を好きだったのかと気付く。我ながら半信半疑だが、そんなに嘘を…

(286)ランバークリッパー

祖母とのテレビ電話、自分がポケットWi-Fi乗り換えて使わなくなったものを使っていたのだが、どうにも接続が悪いと思っていたら、内蔵のやつを新しく買ったらしい。こっちでも取って替わられる。でも、たたき台としては十分役割を果たしてくれたと思っている…

(285)遠くに旅立つ人に向け

一緒に入社して、はじめのうちは頻繁に飲み会をして、しばらくしてからも時々勉強会をしたり、何かあったら一斉メールをしていたような間柄、要は同期の人が、退職したり遠くに行ったりすることになった。久しぶりに顔を合わせて集まって、みんなで寄せ書き…

(284)発声練習だもの

こないだ作業しながらちきりんのVoicyを聞いていて、ブログサービスが記事のお題を提供するのは、何か書きたいけど何を書きたいか見つからない人が多いからで、でも何を書きたいか見つからないような状態だったらお題に飛びつくんじゃなくてインプットをせい…

(283)ひさしぶりの朝の時間

夜遅く家に帰り、ちょっとうとうとしてから風呂に入ったら、もう夜明け前だった。久々の朝の時間は、家を整えることに使う。乾燥機でしんなりしている服をたたんでたたんでしまう。洗濯かごに山盛りの服を洗濯機に放り込む。吊るして吊るして乾燥機。冷蔵庫…

(282)自分を使いこなす

顔と名前くらい知っている職場の同僚が、実は兼業をしていると知ったときに感じる、あの「先を越された」みたいな感覚は一体なんなのだろう。私は兼業がしたいんだったっけ?でも、そういう感覚から気づきが始まることはよくある。少女漫画で恋愛感情を意識…

(281)もうそこでしか考えない

子はダイナミックに生きている。ちょっと思考停止をすると、容赦なく突いてくる。映画の前売券を買うとシールがついてくるし、当日満席になってないかと心配する必要なく、見通しを持ってすごせるから、いいことづくめだと思ったんだ。ドヤ顔になっていたで…

(280)ロジコ・ワンダーランド

東京の緊急事態宣言最終日は雨。そういやこないだも雨降ってたな。 子と会う予定もなく、家の中で仕事をする。BGMにちきりんのVoicyを垂れ流す。なるほどなあと思うところと、そこはちょっと違うんじゃないかなと思うところがある。おそらくだが、ちょっと違…

(279)出会って、繰り返して

早起きは失敗するが、祖母とのテレビ電話は久々に成功する。 「俺の家の話」の影響だと思うが、TVerで宮藤官九郎脚本のTVドラマが立て続けに配信されていて、今は「ゆとりですがなにか」配信中。リアルタイムで見ていたけど、もう一度見てしまう。1週間に3…

(278)ただ起きたことや考えたことを垂れ流す

若手のなんとかのお陰か、4月1日異動から職場の内示日が早まり、内部異動も2週間前の18日が内示日となった。15時から伝えるということになっているらしく、対象者が順々に課室長に呼ばれる。コロナで自重せいということになっているのかいないのか、後任…

(277)やわらぐ脳みそ

よくもわるくも意図してしなくてを問わず、人間というものは、ある種の「もののみかた」「考え方」の枠組みを持っている。それをフランス語みたいに「スキーマ」と呼んでいる。ある人間の経験は、環境や出来事だけで決まるのでなく、スキーマを通して経験に…

(276)レインボウ・コネクション

朝にやりたいことがたくさんある。だけど二度寝してしまった。外周は、1週間経つともう取り戻すことができないのでーと平日の朝に飛び出す。もはやそんなに早い時間ではない。紺色の制服を着た小学生は集団でわらわらと歩いているし、横断歩道には黄色い旗…

(275)ティンダル現象

年度をまたぐときに変わるものについて思いを馳せる。噂話に現実味が帯びていく。これまでより内示が早くなったので、ばたばたの前のそわそわが長くなっているのかもしれない。日曜日の続きをやろうとして、郵便局で値段の高い切手みたいなものを買う。今週…

(274)タイミング、文字、スタンプ

前日に引き続き、手探りでポシュポシュやってみる。SNSの上では一応一旦落ち着いたように見える。まだ中身には入っていない。こういうものにカロリーがごっそりもっていかれる。だから、そういうのは朝にやるに限る。なにげないことにがっつり消耗する私は朝…

(273)アスカライド

こないだ足を運んでこれ絶対面白い(ウケる)だろうーと思ってた公園に子を連れていく。だいぶドヤ顔をしているだろう私。自分がやりたいことで気持ちがいっぱいになっていると、受け取ることが難しくなってしまいがち。単純な引き算。キャパの問題。だから…

(272)電子の海でオヨヨヨヨ

雨が降ったので外周はお休み。風が強い日は時々あっても、ここまで雨が降り雷まで鳴る日は久々な気がする。テレビ電話は、接続は回復したものの、人的オペレーションがうまくいかず、また不通。ノーランノーバーオーパスツー。 土曜日にオンラインの予定を詰…

(271)Fearless Change

仕事はあんまりぱっとしなくって、春眠暁を覚えずどころか、推して知るべし。しかし、去年さらっとねぐられた地味な懸案事項を整理しようとしていたら、ワード6枚になった。ワークライフバランスのことをぼんやり考えていて、究極的には勤務時間とか、時間…

(270)10 years after

ちょっと前、子の幼稚園の近くのスーパーに、いい感じの洗濯用洗剤を買いに行って、在庫が切れていたマスクを買って、ほくほくとしていたら、タブレットにつけていたApple Pencilがいつのまにか消え失せていた。慌てて歩いてきた道を引き返して床を舐めるよ…

(269)幸福論

先々週と先週に行きそびれた飛鳥山公園に足を伸ばしてみた。小学校のとき、都電荒川線のスタンプラリーを何度かやったときに名前だけは覚えていたけれど、そのときは中身をあまり気にしていなかった。飛鳥山といっても山が見当たらない。 はじめは、ナントカ…

(268)生産性と資本主義

仕事で、公式な会議の資料として数字が出るものがあって、その数字がちょっと怪しいと気づいてしまったので、チェックの作業をしている。うん十メガのエクセルファイルは、フィルタひとつかけるだけでしょっちゅうフリーズする(時間がかかっているだけで、…

(267)未来オールベット

事務職なんてやってるくせに、事務書類を書くのが死ぬほど苦手で、なんでこんなに苦手なんだろうかと考えるけどよくわからない。それでも、やれるところまでやって事務補佐員さんに渡せばなんとかしてもらえるのでありがたい。もろもろの後処理。 普段はマン…

(266)ビューティフル・サンデー

対話はいいものだと思うが、無条件ではない。対話が成立するためには、それなりのリソースや、共通理解や、双方にとってのモチベーションなどが必要だ。一方的な対話の押しつけは、もはや対話ではない。子と過ごす日曜日、いろいろと質問を投げかけて、お互…

(265)アンチと呼ぶのもおこがましい

私は比較的、他人の生き方に無関心なほうだけど、多様な生き方を推進する意見に対して反対する人に「なぜ反対するのかわからない」というのは、本当にわかっていないのだとしたら想像力の問題で、おそらくは「なぜ反対するのかはある程度想定はできるけれど…

(264)3月の5日間

年度末らしく、追われるように仕事に追われる。そういえば先週のことがあってからもう1週間経ったのか。まだ1週間しか経ってないのか。表面的には特に大きな心境の変化は生じてないように思えるが、きっと、そんなことはないので、自分の気づかないところ…

(263)やりたいことはなんだっけ

仕事であることにリアクションができておらず、督促を受けている。根っこのところから直したいと思っていて、基本的なデータを集めないといけないと思っている。たぶん投げたほうは、そこまで大げさなものだと思っていないので、なんでそんなに時間がかかる…

(262)ミミミ

お昼に電話をいただいて、謄本を取りに行く。これで本当におわり。 署名を書こうとして、令和3年3月3日であることに気づく。 朝のちょっとした時間ができたとき、手つかずでいることを予告編のつもりで、ほんのちょっと触れてみる。あるいは覗いてみるだ…

(261)花と電気と塩

昨晩降った雨のもたらした水気が、まさにこれから開こうとしている花の香りを巻き込んで、一気に町じゅうに放たれる。朝の光に、そんな花風ぶとんに包まれて、ほんのちょっと夢をみる。 びっくりするくらい肺の中に吸い込んだ空気が冷たくて、突然冬のど真ん…