2019-01-01から1年間の記事一覧

(69)夜と夜と朝と夜と朝

ゴミ袋を出してきて、部屋中のゴミを集める。掃除機を出してきて、部屋中の髪の毛とかを吸い込む。部屋中の落ちているものを、本来あるべき場所に片付けていく。 2013年10月のプレイリストには、ワールド・エンズ・スーパーノヴァとバッハの旋律を夜に聴いた…

(68)リディラバからの社会問題

リディラバの安部さんという方の話を聞く機会があり、何度か関心をなぞりながら十分に深め切れていない、特定のイシューに限定されない「社会問題」ということが気になっている。ちょっと前は、育て上げネットの井村さんが紹介していた「総合福祉」の考え方…

(67)人と行為と感情の親密さ

昨日の、遅くとも夕方くらいから今朝にかけて、雨が降ったらしい。 昨日の昼にたまたま外出したら、この季節にしてはびっくりするくらい暖かくて、 そして風が強く吹いていたから、これから一気に寒くなるために、 勢いをつけてるんじゃないかって、そんなこ…

(66)FUN

今年は珍しく仕事で外に出ることが多いのだけど、週末は一泊二日で趣味のイベントに参加してきた。 Agile Tour Osaka 2019 × miniPLoP 3月にAsianPLoPでお会いした縁でお声かけいただき、パターン・ランゲージの論文についてコメントし合う、ライターズ・ワ…

(65)生存報告

夜中に目を覚ますと、寒気を感じた。 風邪の引きはじめのときのやつではなくて、白湯を飲んだり、熱い風呂に入ればすぐに飛ばせるやつ。 2時とか3時に起きると、前は寝られないのが苦しかったが、最近はもうそういうもんだと思ってぼんやり過ごしている。 食…

(64)断片的なツイッタランドの奥

断片的なものを受け取ったとき、断片的な水準のままで取り扱うのか、それがつながっているであろう、自分にとって未知のかたまりについて知ろうと進んでいくのか(あるいはそもそも受け取りもしないのか)。 ツイッターには膨大な断片が洪水のように流れてい…

(63)たれながし

仕事が溜まっている。毎週パソコンを持って帰るので、ソフトウェアのアップデートができない。 近所のスーパーで買ったキレートレモンを毎日1本ずつ飲んでいる。 やることの優先順位や、どこまでやるかということにケアをしてないから与えられた時間に収ま…

(62)雨と気圧

先週の土曜日は台風の中、一日部屋にこもっていた。幸い停電はなかったのでご飯を炊いて牛丼のようなものを食べたけど、寝ているだけなので、別に食べなくてもそんなに問題はなかった。睡眠時間や食事の量が細切れになって、どれだけ摂っても満足しないけど…

(61)アンチ・パターンとのつきあい方

人にはパターンがある。こういうときにはこうする、という単なる傾向だったり、こういうときにはこうするといい、というノウハウだったり。そして、よい結果をもたらすばかりでなく、悪い結果をもたらすものもある。本人としては、悪い結果をもたらすと思っ…

(60)ととのえる(reprise)

木金あたり、朝おきたときに寒気を感じた。仕事中、全然集中できない時間があった。果物のジュースやビタミンCを摂取してみたけどあまり効果は感じられなかった。 土日あたり、朝おきたときに喉の痛みを感じた。口を開けて寝ていたんだろう。痛みは日曜の中…

(59)とけてゆく記憶

こないだ、式の帰りに大きな本屋が近かったので、新刊が出てやいないかと思って見てみたら、2冊出ていた。エンペロイダーは最後まで読んだのかどうか忘れてしまった。 ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき (電撃文庫) 作者: 上遠野浩…

(58)足あと/トランジット

アプリのアップデートもされなくなって、すっかり見なくなった、ミクシィというSNSは、それでも今も動いていて、時々誰かが更新している。 ここである意味が、ひとりひとりにきっとある。様々な状況が変わり、心の配置も変わり、ある日いきなり、あるいは少…

(57)あき、がき、いき、

なにもやることがないとつらい、ということは、何度か書いた。 sunasand.hatenadiary.jp 最近は、生活にかける時間はだいぶ少なくなったけれど、それでもやることはいくらでもあるような状況だ。 すごく、いびつなんだけど、バランスはかろうじて取れている…

(56)夜中の思考は犬に喰わせろ

こないだ実家に寄ったあと、駅までの帰り道、サンダルを脱いで、久しぶりに裸足で歩いた。大きな月が出ていた。雨が上がったあとでしっとりとしたざらつきを足の裏で感じ、夏の終わりと秋の始まりが混じる夜の空気に溶け込んでいきながら、心ここにあらず。…

(55)特性と状態と調和

自分のペースとは関係なく、周りの人や世の中は動いている。それは、そういうものだ。自分のなかでも、いろいろな要素が絡まって、自分のことが見えなくなったり、葛藤を感じたりすることがある。 どうやって、自分の中を調和させるか。どうやって、自分と周…

(54)からっぽ

去年今のアパートに引っ越してから、5箱くらい段ボールが残っていたのを、家のそとの目につかない場所に移動した。中身はほとんど書類で、整理しようと思っていたもの。 休日出勤して家に帰ったら、部屋の荷物がずいぶんと減っていた。 からっぽなものが増…

(53)メルティング坩堝

はじめて、家庭裁判所に入ってみたり、その隣の弁護士会館に入ったりした。ぼくの人生はいま大変なことになっている。これが大変じゃないなら、なにが大変なのだという感じ。(上には上がいるのだろうが) 部屋の隅に1年近く積みあがっていた段ボールを開封…

(52)アクセルとブレーキ

●切実な問題のために、時間やお金や手間を惜しまずに投入する。●心のバランスを保つために、弱音を吐いたり、気晴らしを混ぜ込む。●倒れないように、食事、睡眠、入浴などの生活をやろうとする。●プライドが邪魔をしても、人に相談し、頼るということをする…

(51)ほんのちょっとを、つみあげる

ネガティブなことを書くと、ちょっとそこから距離を取れることがある。言葉にならずにぐるぐるとしているものを、ブログの形で言語化してみる。すると、できずにいた些細なことがすいっとできたりする。昨日は久しぶりに野菜炒めを作れた。わたしのささやか…

(50)夜と昼

昨日の台風は、朝に乗った電車がものすごく混んでたくらいで、あとは出勤した職場に人が少なかったくらいで、自分にとってはあまり影響がなかった。ツイッターでは出勤を強制する企業への批判が盛り上がっていた。 先週末、これまでの続きでちょっとした事件…

(49)つらい。

最近生きていて、「つらい。」と思う瞬間が多い。周りに人がいないところで、つぶやいている。 自分のつらさを、他人をまじえて取り扱うのはけっこう難しい。一般的にも難しさがあると思うが、私の場合は特に苦手だ。つらさを人に話すのは、それだけでも痛み…

(48)Language and Life

彼女のことを理解しようとしてみよう。彼女のことを理解しよう。彼女のために、何ができるか考えよう。彼女のために、できることをやってみよう。(結果がどうなるかは、やってみないとわからない。) 私自身のことを、理解しようとしてみよう。私自身のこと…

(47)疎通するもの、人の間に流れるもの

半分仕事、半分趣味で、大阪の職業リハビリテーション学会大会に行ってきた。http://www.shokuriha-osaka.com/ 学会長が精神科医の田川先生ということもあり、精神障害者の就労支援にテーマを置いたものが比較的多かった。信頼関係を築き、当事者が声を上げ…

(46)モリ

仕事とか、育児とか、まったく関係のないことをしていると、ちょっとそのことを忘れていられるが、ひと息ついた途端、溜まっていたかのようにすぐさまあのことが頭を占める。 もしくは、生活の中でなにげないものが、彼やあのことを想起させる。 テレビドラ…

(45)傷つけるもの

ちょっと前に、「先生の白い嘘」というマンガを読んだ。 先生の白い嘘 コミック 全8巻セット 作者: 鳥飼茜 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 男性と女性というものについて、なんとなくずっと気になって…

(44)ねかさない/なじめない

当たり前のようでけっこう忘れてしまっていること。手遅れってものはあるということ。後回し、先送りにすることが、とりかえしがつかないことになる。 すべての選択についてうまくやることはできないけれど、その案件が自分にとって(人にとって)どれだけ優…

(43)カウンセリングのつかい方

わけあって、今年度に入ったあたりから、カウンセリングを受けている。それは、私が直面しているAという問題をどうにかしたいと思ってのことだ。 前に書いたように私は人に相談することに苦手意識を持っていて、それは知人か専門家かを問わない。 sunasand.h…

(42)人に相談できない

こないだいとこに声をかけてもらい、久しぶりに話をした。私の家庭にあったことをいろいろと知っている人で、私の近しい人ともいろいろとやりとりをしている。小一時間くらいの話は、淡々としていたけど、ポイントとなる問いに答えることで、自分の思ってい…

(41)サンキュー・コバエ

家にコバエが発生している。原因は明確で、私が生ゴミを放置してしまっているからだ。逆にいえば、生ゴミが出るほど、家でご飯を食べているということでもある。 私の価値観は、コバエの発生をよいと思っていない。嫌だなと思っている。だけど、たぶんある種…

(40)心の中で生きている

自分たちが中高生の時代に流行ったライトノベルの新刊が出たと、去年けっこう話題になったのだが、読めずにいたものを、どこぞの書棚から借りてきて読んでみた。 スレイヤーズ16 アテッサの邂逅 (ファンタジア文庫) 作者: 神坂一,あらいずみるい 出版社/メー…