Good night, 2015

2015年の簡単な振り返りと、来年に向けて。

●仕事について。昨年度、今年度と、1年ごとに大きく内容が変わった。前者は想定していなかったけれど、やってみたらすごく面白くて、のめり込んだ。人間関係も、時々ちりちりすることはあったけど、非常に恵まれた布陣だった。前任がとても優秀な人で、その道を汚して後任に渡してしまったような気がする。後者はずっと前からやってみたかった内容で、すごく学びが大きい一方、いい仕事ができてないんじゃないかとか、せっかくの機会を活用しきれてないもどかしさを感じる。最近はまっているパターン・ランゲージをてこにして、まずはできることから戦略的に質をあげていきたい。
●家庭について。昨年は結婚に向けてばたばたしてたと思ったら、今年は妊娠発覚から初子出産までがきれいに収まった1年だった。特に、立ち合い出産を希望はしていたものの、実現できるかはまったく不確定だったところ、きれいに土日に収まってくれたのはうちらの子供らしからぬ空気の読みっぷりだった。奥さんとも大小衝突はありながら、心配や迷惑はかけつつも、なんとかそれなりにうまくやってきているんじゃないかと思っている。お金の話を取り扱うのになかなか苦労しているので、来年は住まいのことと併せて、しっかり実践していきたい。
●未来の働き方について。家庭にうごきがあったことも無関係ではなく、これからの数十年に渡る人生の中で、どのように働くかということについて、5年間くらい集中的に考えたいと思っている。そのために、しばらく遠のいていた勉強会にも積極的に参加するようにしてみた。同期と立ち上げた勉強会はイベントを終え、次の形について考える下期だった。それと別に抜群の言葉選びのセンスを持つ後輩に声をかけ、こじんまりとした勉強会を立ち上げた。それから「大人の本気 総動員プロジェクト」やLICALICO研究所、構造構成主義のワークショップなどにも参加し、刺激を受けた。まだ漠然としているイメージを、アウトプットしながら鮮やかにしていきたい。
●人との関わりについて。仕事のことでも、家庭のことでも、近いところから遠いところまで、様々な方々にお世話になったり、祝福してもらったりしきりだった。そういう恩をしっかり受け止めて、感謝して、恩返しのタイミングと内容を考えたり、別の誰かに親切にすることで循環させていくことができるように、狭いところしか見ていなかった自分をもっと社会化していかねばならない、というか、そうしていきたい。
●その他について。身体についてはあまりケアできなかった。芝居から遠ざかって順調に筋肉が落ち、体調を崩して漢方の世話になったりした。今まで自己流でストレッチをやっていたのを、しっかり学べる場を探したり、数年前に行って以来のカポエラを再開したり、取り戻すところと、新たに開拓するところを見つけていきたい。芝居も書くのはおろか、ほとんど見ることもできなかった。演劇や劇作は、別のところからじわじわとつながってくる予感もあるので、いつかまた注力してみたいと思う。ガジェットについてはipad miniが便利すぎる。コンビニプリントやOfficeのアプリも使い倒しているが、Google Keepの純正アプリが出たのが本当に嬉しい。紙の取り込みとストレスのないタッチペンにはまだ課題が残るが、アンテナを張り続けていきたい。