(148)寝て起きて、食って飲んで、漫画を読む(そのうち買う)

秋から冬にかけて、乾燥した透明な空気の中に、大小さまざまな白い湿気の球が浮かんでる。斜め上から朝の陽射しがさしこんで、はね返った多角形の反射光が視界をわずかに欠けさせる。そんな朝が好きだということを何万回も思ってきて、何十回もブログに書いてきたのだと思う。

先週家で冷蔵のピザを作ることに成功して、今週はピザトーストを試行錯誤している。トースターでなくてトースターグリルを使うのか。玉ねぎは8分の1玉しか乗らないし、生っぽいのはレンジで30秒温めるといいらしい。それと別にみそ汁をほぼ毎日2食分作っていて、ダシを残すのと取り除くのは、つぶあんこしあんの関係みたいだなと思う。横断歩道の向こうのコンビニで男梅サワーのレモン入りを売っていて、こっちがわのコンビニには売っていなくって、いつなくなってもおかしくないのでなるべく毎日買っている。昨日は氷結のブルーベリー味というのを見つけて、思わず男梅サワーと合わせて2本買う。

子がトイレットペーパーに黄緑の折り紙を張り、輪ゴムをつけて咥え出したのをきっかけに、近所のツタヤで鬼滅の刃を読み出した。3巻は貸し出し中だったので1巻と2巻。登場人物の名前がいちいちかっこいい。ついでにウェブで試し読みしていた「ここは今から倫理です。」と「ミステリと言う勿れ」の続刊。前者はめちゃめちゃおもしろい。後者もすごくおもしろい。入浴しながらマンガを買う意味のことを考えていて、ただ読むだけならウェブや漫喫があって、手元に置きたいけど安く買いたいならブックオフがあって、かさばるのが嫌なら電子書籍もあって、読書体験への感謝や評価を示したいなら購入するのが一番だと思うけど、それ以外にもさまざまな方法がある。