(126)黄金色の時間

連休をカレンダーどおりに享受して、多くの時間を家の中ですごし、人を支援することについての本を読んでいる。自分や他人の言動についての気づきを増やし、時には試行錯誤、時には慎重に行動を変えてみる。

自炊は増えた。作りすぎて食べすぎないように気をつけている。クオリティが上がりはしないが、スーパーの買い物が楽しい。レパートリーを増やしたいと、すこし思う。
運動はできていない。朝晩のストレッチは数日続いている。
普段はあまり手をつけない洗面台や、靴の裏や、キッチンの床をきれいにしてみる。

腰痛についてオンラインで相談し、テレワーク環境をすこし整える。座布団を重ねて少し高くする。目からの角度を考えて、モニターの位置を遠ざけて、少し高くする。

10年来の友人で、ここ数年疎遠になっていた人と久しぶりに話すことになり、緊張感を含みながら、心地よい時間をすごす。過去に関わったこと、その内容。いままた関わることになった意味を考える。

(125)夜に漏れる

夜中に起きてしまった。

テレワークの混じる生活を半月くらいくぐってみて、生活リズムはちょっと崩れつつある。メリハリがなくなってきている。振れ幅が大きくなって、遠心力にえっとなることがあって、ちょっと投げ出されて気がつくとこんな夜更けだったりする。

そしてこれはその前から続いていたものが加速しているだけなのだろうけど、肥えてきている。服が苦しいし、肉がぱつぱつの感覚が増えてきている。心地よくない、摩擦で消耗する。運動不足と、ストレスによる過食なのだと自分では理解している。

1時半にブログを書くことはよくないのかもしれないけど、よくないこともあるのかもしれないけど、これはこれで今のわたしにとって意味のあることのような気がする。いや、わたしにとって、ブログや日記を書くことはいつでも意味のあることだったのだろう。よくもわるくも文字にして、整えて、引っ張られて、バランスを取って。

範宙遊泳という劇団?カンパニーが、作品の動画を公開していて、先日あるコミュニティの中で、特に面識のない方がお薦めしていたので、週末にご飯を食べながら、その2時間の動画を見てみた。「その夜と友達」というタイトルで、男と男と女が出てきて、夜中にお酒を飲みながらソファーに腰かけて喋ったり叫んだりするお話だった。
https://www.youtube.com/watch?v=iU4V4v6FKRs

夜に誰かと話しているのって、昼間の、自分と自分でないものが皮膚をへだてて明らかに区別されているような状態と違って、自分と他人が、自分と周りがちょっと溶け合って混じり合ってきもちいいような、きもち悪いような気分になったりすることがある。お酒やその類のものを摂取するともっとそんな感じになるんだろう。家の中でもいいし、外を散歩しながらもいい。夢と現実が混じって、深夜アニメみたいになって、自分でも気づいてなかった自分のきもちなんかがぴょこいと口から出てきておどろいたりする。

中高生のとき、ビートマニアエミュレーターBMS」が流行っていて、自分の全然知らない世界の洋楽を作品化していたaymという人の「Night & Day」という曲、2年くらい前にたまたまネットで期間限定公開していたyojikとwandaという人の「午前5時」という曲、LGBT方面のタイムラインに流れてきた、「夜のそら」というAセクシュアルについて発信している人のこと、お風呂が沸くまでの時間に、自分の中で近いイメージの記憶が連想的に流れ出てくる。

 

(124)Two Months Off

久しぶりにブログを書く。
また、生活のことを書いたり、いま気になっていることや考えたことを、なるべくわかりやすく書いていくことをやっていきたいと思っている。「発声練習」というブログのブログ名の由来がとても気に入っていて、そういうことをやりたいと思っている。私は自分の考えていることを、言葉か何かで表現して、人に伝えられるようになりたい。

 

新型コロナウイルス感染症の件で、世の中は大変なことになっているのだけど、私の生活は、そんなに大きく変わっていない。自分の中で比較すると、去年起きた2つの大変なことと比べれば、全然大したことない。でもそれは、自分の仕事が、あまりコロナの影響を受けないものだったからなのかもしれない(でもまあ、もし今回の件で自分が仕事を辞めることになったとしても、去年の出来事と比べればまだ軽いかもしれない)。

 

午前中、友人たちとビデオ通話(Skype)で近況報告をした。そこで、「図解総研」という団体の話を聞いた。パターン・ランゲージに似たところがあるんじゃないかという話。昨日の夜は、ピープルデザイン研究所というNPO法人が主催する自主勉強会にビデオ通話(Zoom)で参加した。仕事も半分くらいテレワークでやるようになってきていて、オンラインオンラインオンライン。身体は家、家、家。誰かが家に来るかもしれないと、家を片付ける。これから住むことになるかもしれない家をそっと下見する。

 

柔軟体操をし損ねて、溜まっていた皿をまとめて洗って、ちょっと空気が抜けた自転車に久しぶりに乗って、みんなが欲しがるものを買うのは疲れるなーと思いながらドラッグストアに行くと、たまたま売っていたマスクやその他食べ物やおもちゃを乱雑に買って、ちょっと甘いけどアルコール度数の高いお酒を飲みながらブログを書く。

(123)ひぃ、ふぅ、みぃ

自分が子に与えられることを考えている。自転車に乗って、どこでも好きなところに行けるような感覚。アンパンマンのように空を飛ぶことはできなくても、僕らは飛べるはず。

「人の呼べる部屋」というコンセプトで逆算して、部屋を片付ける。ちょっと先の生活のことを考え始める。

そんなわけでどんなわけで、毎日更新はしばらくお休みします。四月にはまた再開したいと思っています。数少ない、読んでくれているみなさん、ありがとうございます。

(122)Locus of Scent

徹夜あけでぼんやり。雪が降っている。

コンビニプリントや通帳記帳などの事務手続をえっちらおっちらこなす。わたし単純作業の事務ばかりやっていたら、合理化しまくるか死亡するかの二択のような気がする。

細切れのふせんを使って、ようやく関心の所在を洗い出すことに一旦は成功した。

(121)システムの観点、現象学の観点

若者の前で喋る。ささいなことを油断するとクオリティがすっと色を失う気がしている。

イベントや出張だけでなく、送別会も軒並み中止になり、釈然としないきもちを持ちつつも、自分の生活が様々なインフラにべったり依存していることを痛感し、その機能を代替する方法に関心が向く。オルタナティブの強みは、変化する環境に柔軟に対応し、異なる最適化を可能とすること。そのためには、目的や関心を明確にすることが重要だ。

ひょんな感じで終電を逃し、あれよあれよとオール。ボスのやり方は、属人的に成立しているが、誰でもできることではない。標準化することのよしあしについて考えてみたい。

(120)当たりまえが織り重なる

働き方を考えるチームでランチミーティング。チームになってないが、人を集めれば勝手にチームになるわけがない。チームになりたいと思うか、どんな目標ならチーム未満のぼくらで共有できるか。点の仕事、線の仕事、面の仕事、未来をつくる仕事。わくわくする。

近所が荒れており、予定は立て続けに白紙。体調不良者が見え隠れし、体調管理の一環でマスクをつける。

キレートレモンとR-1でドーピング。野菜は意識して多めに食べる。カップ麺は避ける。お酒はきもち控え目に。うがいは時々ぶくぶくがらがら、アルコール手指消毒はやりすぎて手が荒れそう。ふとんをかぶって寝る。風呂にはなるべく毎日入る。風呂上がりはシバトレでストレッチ。