黄金の月

仕事が早く終わり、満月だったので、ふらふらと散歩をした。
昔芝居の台本を書くために入り浸っていたファミレスにふらっと入る。
上司から薦められた本は、データ解析のやり方が高度すぎて読み難い。

大学院でカウンセリングを教わった先生から届いた私信。
知り合って間もない方から誘われた芝居の話。
整体師から指摘された、いつの間にか硬くなっている左内もも。

仕事に疲れてる友人。
続々と結婚していく友人たち。

札幌の人から届いた毛ガニ。
休みの日に1人で行った日本庭園で食べた温かい蕎麦。
予定を詰め込み始めたi padと消えた手帳。

過去と未来が混ざり合い、取り戻せなかったり、取り戻せたり。
懐かしかったり、おぞましかったり。