140文字では収まらない

むかし心理の先生に貰った言葉、
「あなたはMustじゃなくてWantで動いてるのよね」
が、ずっと残っている。

実際は綺麗に切り分けられるものではないとわかっていても、その言葉の捉えているものはすごく大きい。

外から来たものをすみやかに自分のものにしたり、自分のものにしなくてもとりあえず使ってみることができる世の方々は、きっと私のようにもたくさしないんだろう。自分の好き嫌いを理解し、落とし所のついた環境に身を置き、挑戦し、仕事やプライベートで笑ったり落ち込んだりする。
私は人より遅くても、ゆっくりでも構わないから、そこを進んで行きたいと強く願う。何度も見失いかけ、何度も見失い、回り道をしても、いつか思い出して、以前よりもすとんと自分の中に収まるものを見つける。
傍から見て平然とこなしているように見える人にある苦労と、関心のなさ。それから、別の意味で自分とは別の生き物みたいに見てしまう人の中にあるであろう、絶妙なバランスの上に成り立つ正当性に、敬意を払って接していきたい。