スタックアップのプ

エンゲキの話をしに懐かしの町田へ行く。

人と話をするっていうのは、やっぱり鉛を飲み込むような作業が混じってくるので、叫んで逃げ出したくなるのだけど、帰りの電車で自分が書いた、まだ落書きのような台本を見て、ゴールデンウィークに大阪旅行に行くのをふいにするだけの価値のあるものになるんじゃないかと、してやろうじゃねえかと、家に帰って昨年の冬に買ったおたるワインを開け、勝手に気分を新たにするのであった。

私は私がばかだということを、けっこう忘れているけれど、でも覚えている方が、きっと楽しく生きられる。