(227)エンタメンタイム
朝起きたら、あと7分で家を出ないとならない時間。駆け抜けるようにコンタクトをつけて服を着替えて家を出る。あばば。朝のゴールデンタイムにやろうと思っていた週末の勉強会の準備が吹っ飛んでいく。かろうじてコンビニエンスでサンドイッチの朝ごはんを調達する。
今の自分のエネルギーが向いているものを、くだらないとかくだるとかは置いておいて、とにかくこの場にさらしてみる。冷静になれるかもしれないし、もっと味わい深くなるかもしれない。いつの間にか時間が経って、もうそれが抜けきってしまったときの私が、あああのときはあれが心の多くを占めていたなあと思い返す役に立つかもしれない。果たしてそれは本当に役に立っているのか。
他人に相談するのが下手くそな私は、ひとりで勝手に喋っている。
広告がむっちゃ流れるなと思いながら延々とスルーしていたけど、ふとダウンロードしてみたらがっつりはまってしまったゲームアプリ「ホームスケイプ」。家を整えていくというのに引っかかるものがあった。
漫画を読みすぎている話をしたけれど、その牽引役が「ゼブラック」と「ピッコマ」。ゼブラックはジャンプの漫画が山ほど読める。「ワンピース」と「食戟のソーマ」を筆頭に、SKET DANCEだの、恨み屋本舗だの、ジョジョシリーズだの、パパとおやじのウチご飯だの、ローカル女子の遠吠えだの、そこをなんとかだの、離婚予定日だの、マトリズムだの、ONE OUTSだのを読んでいる。ブリーチでは一番好きな涅マユリが左手おばけと戦っている。ここは今から倫理です。に出会えたのが大きかった。
ピッコマのラインナップはほんと幅広くて、いまはにがくてあまいが気に入っている。ベジタリアンの芸術教師と広告代理店で働く農家の娘の話で、毎回出てくる料理が気になってレシピ本を買ってしまった。推しが武道館いってくれたら死ぬに出会ったのもここだし、左ききのエレンとか、すべての人類を破壊する。それらは再生できない。とか、アイとアイザワとか、フラジャイルとか、「子供を殺してください」という親たちとか、本日のバーガーとか、ヒトゴトですから!とか、いたいお姉さんは好きですかとか、まあほんと。いつかティファニーで朝食をと、女と猫シリーズは、最終巻を電書で買った。