(272)電子の海でオヨヨヨヨ

雨が降ったので外周はお休み。風が強い日は時々あっても、ここまで雨が降り雷まで鳴る日は久々な気がする。テレビ電話は、接続は回復したものの、人的オペレーションがうまくいかず、また不通。ノーランノーバーオーパスツー。

土曜日にオンラインの予定を詰め込む昨今。午前中は寝坊して風呂に入っていたら終わってしまった。午後の一発目はオンラインセミナー「最高のオンライン授業のつくり方」(慶応SFC井庭研究室)。パターン・ランゲージという、ざっくりいうと物事の秘訣をまとめる方法論を活用して、コロナ禍でオンライン授業を強制された中での、根本的な授業に対する考えかたの見直しから、細かいテクニカルな工夫に至るまでをまとめたもの。現時点でフルセットのパターン・ランゲージの形式になってはおらず(目指してはいるようだ)、中間報告的な位置づけのようだが、それでも土台としてのチームビルディングに近い部分や、社内研修を実施する文脈で、自分の仕事にぶっとく役立ちそうに思えた。別途リリースされている、「テレワークスタイルのつくりかた」を改めて見てみると、再発見があるような気がする。

私が勝手に3賢者と呼んでいるアカデミックの住人が3人いて、慶応SFCの井庭崇さん、先週「20's展」と題して、テレワーク時代の組織のつくり方をゼミ生がワークショップに仕立て上げた立教大学中原淳さん、そして、ふんばろう東日本やオンラインサロンも含め、最近はあまりフォローできていないが、構造構成主義の提唱者である早稲田大学西條剛央さん。先日、自分が面白いと思うものとのアクセスをよくすることの大事について書いたところだが、自分がすげえと思うものとのアクセスをよくして、学び続けることも同じくらい大事だな。

夜は職場の若手のオンライン座談会。自分だってまだ若手のつもりだということは置いておいて、年次の若い人がメインになっているので、老害はあまりしゃべるべからずみたいな超自我がちらつく。話題提供のふたりが非常に面白いネタを撒いてくれたので、うずうずしていた。へたに落ち着いた振りするのもどうにも面白くないので、どういう関わり方がお互いにとってベターなのか、しばらく模索してみてもいいかもな。