(271)Fearless Change

仕事はあんまりぱっとしなくって、春眠暁を覚えずどころか、推して知るべし。しかし、去年さらっとねぐられた地味な懸案事項を整理しようとしていたら、ワード6枚になった。ワークライフバランスのことをぼんやり考えていて、究極的には勤務時間とか、時間外労働がさまざまなもの(健康とか、家庭とか)を圧迫するということに尽きるという意味で、小室さんの着眼点はやはりすごかったなと思う。ただ、残念なのは、定時退庁という言葉の意味が消滅しているくらい、残業が前提となっているため、効果のある対策を打てる気がしないところ。これは、国会対応などの他律的な業務が悪者にされがちなのだが、そのバックグラウンドとしての、総量規制を含む案件管理が組織的にできていないからなんじゃないか。案件管理なんて暇人がするものみたいに思われている。PDCAを片っ端からドブに捨てているのだ。若手チームの提言は、そこに触れているんだろうか?おもちさんとか千正さんとかミライのカスミガセキとか、どの程度現実を変えているんだろうか、変えうるんだろうか。何かアイデアがあるわけではないけれど、それが組織内で疎通するための方法論は、併せて考えていきたい。