(267)未来オールベット

事務職なんてやってるくせに、事務書類を書くのが死ぬほど苦手で、なんでこんなに苦手なんだろうかと考えるけどよくわからない。それでも、やれるところまでやって事務補佐員さんに渡せばなんとかしてもらえるのでありがたい。もろもろの後処理。

普段はマンツーマンで面会している子が幼稚園でほかの子と関わっている様子をすこしだけこそこそと観察する機会をいただく。人間得手不得手はあるけれど、基本的な身体能力みたいに、他者と関わる能力は、学びや経験の可能性にクリティカルにつながっているから、影響力が大きい。今はぎこちなかったり、うまく言葉にできなかったり、泣いてしまったりすることはあっても、諦めずに、すこしずつでも経験を積み重ねて、人生を拡げて拓いていくといいな。

そして夜は小沢健二のオンラインミニライブ「マイクロ魔法的」。第2子あまにゃんの遊びから始まった、「ウルトラマン・ゼンブ」。子の自由さに大人が乗っかると、軋みながら不思議な世界が展開する。私も子とマイクロな規模で悪乗りをしていきたい。

オザケンのこういう類のイベントはことごとく見逃していて、情報感度を求めるやり方にもやもやとしていたのだが、最近エバーノートに好きなものリンク集を作成して、心惹かれるものへのアクセスを潤滑にしようとしてみている。どうやら春に予定していた武道館のライブが中止になってしまったらしく、その代わりではないが、いろいろと企画が動いているようだ。

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仕事や演劇や生活場面でなにかの役割を演じていても、その人のゼンブがにじみ出る。それは、公私混同とか、よくないものとして見られたり、ふるまうこともあるけれど、私なんかは、基本的によいことだなあと思っている。むしろ、ゼンブになれずにバラバラになってしまうことの残念さをどうにかしたいと思うことが多い。一方で、ゼンブのその先に、右手は冷たいけど左手は暖かいような、異なる混ざらないものをなんとかつなげて統合する、そんなこともやってみたいと思っている。