ナイトウォーク・静かの唄

4月18日の夜、結婚式2次会の帰り道、
ライトアップされた竹を横目に見ながら
春の夜を歩いて帰った。

電車内の空調装置から冷たい風と一緒に放たれる化学物質が
空気に溶け込んで、緩やかに夏の始まりが社会になっていく。

出来事が多かったり、疲れていることが続いていたりして、
からだとこころが戻ってくることがなかなかできないと、
自分がなにを考えているのかが見えなくなってしまって、
ブログも書けなくなってしまう。
糸の切れた風船みたいに、音もなく隔たっていく。

形式的な、表面的な言葉しか出てこない。
呼びかけに反応することはできても、そこにわたしはいない。

わたしを見つける時間を確保することを、
わたしをもっと大切にして、
わたしのまわりの人たちを、もっと大切にできるようにしよう。