(03)罪悪感

有休を取って平日の昼間に予定を入れたり、平日の夜に予定を入れて定時で上がったりすることをしばしばしている。

一時期は考えられなかったことだ。

 

仕事が溜まっているのに、隣の同僚が残っているのにさっさと帰ることにためらいはあるが、それをふりきって出てきている。

時には本当にやばくて、全然出られずにキャンセルになってしまうこともある。

 

予定は何かを学ぶものが多いが、人と会う飲み会だったり、健康や家族に関すること、純粋な楽しみに関することもある。

セミナーの内容がつまらなかったりすると、これなら仕事してた方がよかったなと思うこともあるっちゃある。

それは精度を上げていきたいと思うが、そういうこともあると割り切っている。

 

なにかの目的を達成しようとしたり、なにかのバランスを取ろうとしているときに、異なるいくつかの方法がある。

それぞれの方法には異なる観点からのメリット・デメリットがあって、人によって立場によって望ましさが異なる。そのため、あるやり方を許容するか禁じ手とするか、どのやり方を優先するかが異なってくる。

残業をどこまで選択肢に含むかは、人によって異なる。担当する職務や、所属する組織の文化によって異なる。

 

この組織で働くことは、どれだけ残業を、つまりアフター6の時間の投資を求められることなのか。

私にとって、アフター6の時間はどのように使うことができて、どんな意味があるのか。裏返すと、残業によってどんな機会を逸することになるのか。

ちょっと長いスパンで、そんなことを体験しながら考えることをしたいと思っている。