(212)トゥドゥ・グラビティ

頭の中を、たくさんの光線が通りすぎていく。雪は降らなかったみたい。

3連休明けの初日。朝の時間を使って、家のことで、ずっと手がつけられなかった読み物(研究会資料)に目を通しはじめる。たどりつけるかなあ。

仕事はなんとなく大玉が進んだ感覚があるけれど、その脇でしんしんとふりつもる新たなタスク。視野がすごくせばまっている。

半分茶髪めいた彼と数か月ぶりに話す。仕事の話じゃないけれど、なんて言っていたけれどめっちゃ仕事の話で、でももしかすると彼にとって「仕事」とはもっと別のことかもしれない。明らかに雑談のような話も多少まじっていた。時間は取られてしまったけれど、楽しい。傍から見ると遊んでるようなものかもしれない。

関数をてんこもりに詰め込んだエクセルを材料に、経路のまったくわからない数字が出てくる。正しいかどうかは確かめることができなくて、プロセスを聞いても説明は出てこない。「あきらめも大事」という言葉が頭に浮かぶ。時間と気力をどれにどれだけ割り振るか。なかなかむずかしい。

休み時間の電話で、年末の落としものが予想どおりあったことがわかり、大いに安心する。年末年始の落とし物シリーズは、大きなものは大体確保の見込みがたった。知らぬ間にポンコツモードに入っているようなあやうさは感じるので、デトックスのためのまとまった時間は一日単位で必要だ。しかしやることは山積み。さてどうしよう。

タイミングはさておき、出勤のしかたを工夫することになった。テレワークで生産性を確保すること、もっといえば、日常的に生産性を向上させることをないがしろにしてきたから、くっだらない向かい風に押し流されてしまうのではないか。なあなあでは失敗体験になってしまう。わがままだけど、一気にうまくやれるようになりたい。そんなとき、そんなとき。マネジメントというには大げさだけど、私が他者のパフォーマンスをよくするために、できることはあるはずだ。