(294)はるさめ

今年の頭のほうに、マイノリティ・ダイバーシティについての話を聞いたが、最近は「マイノリティ・デザイン」という本が話題になっているらしい(この本の出版社であるライツ社も、一部で話題になっているらしい。詳しくは知らないが)。オンライン市役所のクローズドのイベントで、著者の澤田さんを招いての座談会みたいなのをやっていて、平日だったので案の定仕事で見られなかったのだが、アーカイブのありかを教えていただいて、少し遅れて視聴することができた。いろいろと思うところはあったのだが、本を読まずに言うのはあまりよくないなと思い、いったん保留することにする。リフレーミングと取組の話をしていて、私は持続性のことが気になったので、本に書いてあるといいなと思った。

年度初めての、子とすごす日。なにやかにやとイベントが続いたあとで、環境も変わって体調もすこし心配だったので、あまり活動を詰め込まないよう、初めてではない近場の公園や、家の中で絵本を読んだりしてすごす。そうすると、なんか地味というか、満足度が低いのではないかということが気になったりする。これも、いろいろと情報収集して、下準備をしつつ、当日は子をよく見て柔軟に動き、見えたものから背景に何があるのかということに想像をめぐらす、それを繰り返す中で育っていく添え木になる、という、基本的なことを突き詰めていく営みなのだと思っている。昔どこかで出会ってSNSでつながっているのーどみたかひろさんが、自分と似たような状況であると知り、勝手に親近感を抱く。

半年前に引っ越してきてから、2か月に1度、風呂の大掃除をしていたのが、今年に入ってからはやれずにいたものを、ついにやることができた。こうやって、生活のほうも、新陳代謝していこう。