(307)夏と肩腰の痛みに包まれた時間

ワクチンの予約を取ることができた。接種券番号が必要と言われて、「???」となっていたけど、家に届いた紙をよく見たら普通に書いてあった。私は資料をちゃんと読まない癖があるらしい。ちゃんと読めることがあるとしたら、それは気合いを入れているからだ。
ワクチンの安全性や危険性について、いろいろな意見がネットで流れているらしい。実のところ、その情報すらほとんど知らない。自分のアタマで考えて、安全だと判断したわけでもなく、危険性を理解した上で必要性を認めた上でもなく、ただなんとなく受けたほうがいいだろうと思って受けようとしている。私のリソースは有限なので、しかも燃費が悪いので、すべてのことについてじっくり考えて決めることはできない。要はバランスの問題なのだ。
今年もまた人間ドックを受ける。鎮静剤を使うと意識が秒で飛んでいくので、胃カメラの意識が全然すっとぶのと、検便にいつも苦労するのが恒例になりつつある。今回のハイライトは、なんとか頑張ってひりだしたところ、無情にも自動洗浄機能に流されていってしまったところ。よく見たら説明書に注意書きがあった。ほんと私は資料をちゃんと読まない。
いまごろ半袖の服を出してこないとなと思っている。外に出ていける半袖の服が、家に1枚しかない。そんなこと言ってるうちに秋になってしまうかもしれないし、そういうことを言って意識づけをすると、案外するっとやれてしまうこともある。

★★★

子どもとは夏らしく、近場ではあるが、いろいろなところに出かけている。こころだったり、からだだったりは、使うことで成長したり、自分のことを知れたりするので、普段あまり使わないものを使えるといいなと思って関わっている。あとは好きなものを伸ばしていくのを邪魔しないこと。
昔は近くで働いていたけど今は疎遠になった人や、職場関係だけど直接関わりはないくらいの人たちとのオンライン飲み会を企画した。私はもともと人と話すのが苦手なので、経験は積まないと穴がどんどん深くなる。こういうことや、別に初対面の人と話すような機会などを使っていくことが重要だと思うけど、苦手意識があるからか、もうちょっと意味づけを掘り下げないとうやむやになってしまう。

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社会学の本を読みながら、もやもやと頭の中に構造ができつつある。それを紙に書いて掬い取りながら、学びのプロセスを進めていきたいと思っている。多分大事なのは、情報だけがひとり歩きしないよう、自分の感想や疑問を言葉にすること。特に疑問は大事。

胡桃堂喫茶店という、むかし名前を聞いて気になっていたけど、一度も行けずにいたところが、哲学カフェみたいなものをやっていると知ったので、参加することができた。夜学バーもそうだけど、行ったことないお店に行くのにためらいがあって、なにかイベントがあると入場券を持っているみたいに、心理的ハードルが下がるということがある。
SNSで時刻を予告して、Zoomで勝手に勉強する企画を始めている。私の企画はたいていグダグダだ。とりあえず3回やれたら自分を褒めよう。5回やれたらまた褒めよう。10回やれたらもっと褒めよう。