(315)秋のトランジション

ポケットWi-Fiの充電を忘れて、アイパッドが使い物にならない日があった。ちょっと前だったら、それでおしまいなのだが、先日スマホ(カカシのアクセントではなく、オトメのアクセント)を入手してしまったのがよくなかった。アプリを入れようとして、結果、LINEの過去ログを全消去してしまった。いつの間にか、電子メール以上に一番使うコミュニケーションツールになっていたのだが、登録していたLINEグループもほとんど消え、誰かが投稿してくれたらまた表示されるのか、それとも履歴削除と同時に退出されてしまったのかもわからない。この仕様のせいで、いまいち自分の中でLINEがユビキタスにならない。

★★★

ワクチンの2回目を接種する。異常な頻度で体温を測り、ひきこもりセットも用意したのに、幸いながらも大した副反応は出なかった。副反応が出ないと効いた感じがしないという素朴な自動思考が生じるのはよくわかるが、きっと意味がない。失われてもいない体力を取り戻そうと、白飯を中心によく食べてしまう。いつの間にか食欲の秋?そしたらもうちょっといいものを食べてもいいのではないか。

★★★

小さな生き物の体の動かし方や、これから長い時間をすごす環境のつくり方について、いろいろな人の助けを借りつつある。駅前の銅像にぶら下がったり、ニセモノの星を見たり、手がなが~いクラゲを見たりする。
自己肯定感て、他者から摂取することも大事だけど、他者から摂取することが、自己精製できるしくみの構築にも影響していることもあって、完全一致ではなくてもかなり重なっている。重なりが大きいからこそ、混同しがちでもあって、でもそれらを区別しないといけない場面も確かに存在する。

★★★

休みの日に早く起きて、一読した本を読み直す。パワーポイントのスライドをZoomの画面共有に投影しながら編集して、無機物との対話を試みる。目を使うとわかりやすく疲労が溜まって、残量わずかになると意識をオフにしている。早起きする意味があまりなーい。

教育について考えた勉強会でお薦めしてもらった「10代から身につけたい ギリギリな自分を助ける方法」を借りてみる。まだ読めていないが、自分がライフワークとしてやりたいことにかなり近い気がしている。もしギャップがあるとしたら、10代に限らないこと。私は10代をのほほんと平和に暮らしてきたので、自分の経験から共感することがあまりできない(そのとき発酵していたものが、20代以降次々と弾けているので、やり直せるものならやり直したいと思っている)。

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仕事は上半期も終わりということで、なにやかにやを強引に進める。クオリティがいまいちなのは、もういいことにする。ニキビみたいに、自分は気にしても、人は意外と気にしていないかもしれない。机周りを整理していたら、大事な書類をなくしかけてしまって焦った。こういう当たり前のことがクソほどできないので、同じ事務職でもちょっと違う内容だったら、とっくにクビになってる世界線が容易にイメージできる。