(316)シルバーテレワーク

シルバーウィークの最中、家でモリモリと仕事をする。体感的にははかどっているように感じるけど、きっと家にいると見えないことが職場で飛び交っているんだろうな。職場で起きていることを職場でいない人に向けて可視化するようなもうひと工夫があれば、だいぶ働き方の多様性が拡がるのではないかと思っている。10月からは新しいチャレンジが始まることになりそうだが、働き方についても1本立てていろいろやってみたい。

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人間ドックの結果を聞きに病院に行く。すごく丁寧に教えてもらった。要するに、書類上は基準値を外れているが、そんなにやばい値じゃないので再検査しなくていいと思うよということだった。とりあえず、鵜呑みにしてみる。
ネットでも、読書でも、人から聞いた話でも、その情報を解釈する過程での歪みの発生や、その情報の信憑性の評価というのはなかなかに骨が折れる。すぐに理解できて真偽も評価できるような情報は、そもそも新規性があまりないので、情報としての価値が高くない。価値が高い情報は、価値を引き出すのに認知負荷がかかる。だから、自分の知らないことをわかりやすく説明してくれて、しかもその情報を鵜呑みにできると最高だ。

先月、自転車のチューブを破損して交換してもらったとき、「1か月に1度は空気を入れるといい」とアドバイスをもらっていて、そういや1か月くらい経ったなと思って自転車を出してみたら、前輪がふにゃんとなっていた。この状態で自転車に乗ってしまって、単に空気が抜けてたのをパンクさせてしまうというミスを何度もしてきたので、手で押しながら、隣駅の自転車までいく。ところがその日は休日で、なんだよ15分もかかったのに、これまた押して帰るのかよとやさぐれかけたところで、ホームセンターが近くにあると気づく。空気入れは思ったより安くて1000円くらいで、これで一生家で空気が入れられるなんてすごい。

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小さな生き物の今後のことを考えていて、下見がてら必要な書類を取りに行く。本人の意思を尊重することと、親のパターナリズムポートフォリオを実際に運用することの塩梅を考える。
秋の最中に夏が戻ってきたような天気がやってきて、こりゃ公園で外遊びって感じじゃないよねと、子育て中のお母さんたちが連帯して企画した縁日みたいなイベントに参加する。キラキラしたものがたくさん並べてあって、いくつかの選択肢の中から好みのものを選び、ぺたぺたとくっつけて自分の感性がたっぷりと込められたオブジェクトを作り上げる。

普段行かない町でブックオフを見つけたので、「お父さんがキモい理由を説明するね」と「しょぼ婚のすすめ」を買ってみる。どちらもさっくり読めそう。家庭を築くことと、関わっていくこと。うまくいかないことは山ほどあったけれど、今からできることもきっといくらでもある。

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ブルートゥースのキーボードを久しぶりに引っ張り出してブログを書いてみたけど、スピードが出ないから、どうしてももったりしてしまう。そしてそれは成果物にも現れるんじゃないかと思っている。これも自分で思っているだけで、人から見ると全然なのかもしれない。