いちいち理屈をつけたがる

「忙しい」という言葉が苦手だ。
これも、主観的な意味と客観的な意味がごちゃまぜに、あいまいに使われる性質が強い言葉だから、だろう。
それの機能として、他人への言い訳に使うのは、よくないときも、仕方ないときもあるように思う。だけど、それを自分への言い訳に使って、自分を騙してしまうのに使われてしまうのは、もっと危険をはらんでいるように思う。
いつの間にかこの言葉をよくない使い方をして、共犯あるいは主犯になって害をまき散らしてしまう。そんなことのないように、自分の言葉と、身体言語に敏感でいて、チェックと調整ができるようになりたい(ただし自意識が過剰になって空回ってしまわないように気をつけながら)。
そういうことを考えずにできるひとは素晴らしい。考えて、動いて積み上げて、できるようになったひとは、やっぱり素晴らしい。その途中にあるひとは、そのままあきらめないでがんばり続けてもらいたい。