(262)ミミミ

お昼に電話をいただいて、謄本を取りに行く。これで本当におわり。

署名を書こうとして、令和3年3月3日であることに気づく。

朝のちょっとした時間ができたとき、手つかずでいることを予告編のつもりで、ほんのちょっと触れてみる。あるいは覗いてみるだけでもいい。これまでよりほんのちょっとでも踏み込むことが、そのベクトルが、私に慣性を生む。意識の方向づけが大事だと思っている。

この日の朝は、倉庫になっている小間を覗いて、床に落ちているものを拾って、探していた家事の本を発掘した。