(288)絵本の世界は拡がって

年度末の最後の週のはじまり。

仕事が山のように溜まっていて溺れそうになるのだが、まあ、それはさておき、子のことを見てくれるところに初めて訪問し、親の認識や心配になっていることを伝える。

子と遊ぼうと持っていったすごろくは不発だったけど、すごろくが付録になっていた絵本、絵本ていうか、手紙がいっぱい入っている絵本「こんにちは また おてがみです」が、既存の絵本の登場人物をスターシステムのごとく起用しているということに、はじめて気が付いた。

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付録のすごろくも、それぞれのマスが、既存の絵本の作品を表している。これって、元の作品を読んだことがある人には、その世界をさらに掘り下げる(2次創作みたいな)楽しさがあるし、読んだことがない人には、その作品を知って読もうと思うきっかけになるかもしれない。子がときどき手紙を書くので、手紙の本は好きかなというくらいのきもちで図書館から借りたのだが、思った以上に面白かった。しかも、タイトルに「また」がついているのは続編のサインということも言われて気づいた。「こんにちは おてがみです」もあるのであった。

子が絵本を読むのが好きなので、毎週会うたびに、図書館から5冊くらい絵本を借りて持っていくようにしている。今は、作者名をキーワードにして、前に子が借りた絵本と同じ作者の絵本で、在架資料がある(すぐに借りられる)ものに絞って探している。同じ作者の著作を見ていくことは、ただ1冊の本として出合ったのと比べ、その人の世界の拡がりを見ているようで、とても楽しい。

準備していった遊びは、ほかにマグネットも不発だったけど、近くにあった公園は先日の飛鳥山公園以上に、遊具がちょっとした遊園地みたいですごかった。春休みだから、小学生の子もいっぱいいて、ソフトクリームなんかも売っていた。私は仕事に向かい、そんで、遅くまで仕事をする。ひとり見送る。